関東最大級の
生物多様性
ゼファー・グレンは、関東地方でも屈指の生物多様性を誇る自然保護区です。隔絶された地形と豊富な水源が、多種多様な生き物の生息を可能にしています。
2009年以来、当財団は生物多様性モニタリング調査を継続的に実施。発見された生物種は毎年増加しており、その豊かさは国内外の研究者からも注目を集めています。
清流が育む
命の連鎖
グレン川の清流と渓谷の湿地帯は、水辺の生き物たちの楽園です。コケに覆われた石の間にはサワガニ、ヤゴ、カジカガエルなどが棲息し、川面ではカワセミが鮮やかな翡翠色の姿を見せます。
- カワセミ — 年間通じて観察可能
- ヤマメ・イワナ — 源流域に生息
- オニヤンマ — 夏季に多数飛翔
- サワガニ — 渓流沿い全域に分布
- カジカガエル — 美しい鳴き声で有名
ゼファー・グレンの住人たち

オオタカ / クマタカ
Accipitridae — 大鷹・熊鷹上昇気流に乗って高空を旋回する猛禽類。展望台から双眼鏡で観察できる機会も多く、迫力ある飛翔が見もの。
★ 希少種
フクロウ / アオバズク
Strigidae — 木菟・青葉木菟夜行性で深夜の森に独特の鳴き声が響きます。巣穴は樹齢200年以上の老木の洞を利用。夜間ツアーで観察できます。
★ 希少種
ニホンジカ
Cervus nippon — 日本鹿早朝の草原や林縁でよく見かけられる大型哺乳類。秋の発情期には「鹿の鳴き声(鹿鳴)」が谷に響き渡ります。
よく見られる
ニホンザル
Macaca fuscata — 日本猿群れで行動する霊長類。冬には温泉に入る習性(他地域の有名な光景)は当地では見られないが、社会行動の観察が可能。
よく見られる
ヤマメ / イワナ
Oncorhynchus masou — 山女魚・岩魚グレン川の源流域に棲む清冽な渓流魚。春〜夏には産卵のために上流へ遡上する姿が観察できます。釣りは禁止エリアあり。
保護指定
ギフチョウ / オオムラサキ
Luehdorfia japonica / Sasakia charonda春に飛翔するギフチョウは「春の女神」と呼ばれる希少なチョウ。オオムラサキは国蝶で、夏に林縁で見られます。
国家保護種バードウォッチングの聖地
ゼファー・グレンは関東有数のバードウォッチングスポットとして知られています。年間を通じて126種以上の鳥が確認されており、留鳥・夏鳥・冬鳥・旅鳥が入れ替わりながら見られます。
季節のおすすめ鳥
観察ツアーのご案内
早朝バードウォッチングツアー
毎週土・日 5:30集合。最も鳥が活発な夜明け時間帯に観察。双眼鏡レンタル付き。¥4,500/人
タカの渡り観察会(秋季)
10月初旬〜中旬の渡りのピーク時に特別開催。展望台からの一斉渡りは圧巻。¥6,000/人
フクロウナイトウォーク
夜の森でフクロウの声を聴くナイトツアー。毎月第2金曜開催。¥5,000/人(要予約)